飛び込み

「え〜、怖い〜、、、」

「大丈夫！さっき行けたから翔べるよ！」

ザッブーン！！！（水しぶきが上がる音）

これは、夏のスペシャルキャンプの２日目に

子どもらと俵山河川プールへ出かけた際に

そこの奥にある、飛び込みができる滝壺へ行った時のことです。

怖いけど、少しづつ勇氣を出して低いところから挑戦していき、
高いところからも難なく翔べる様になって自信に満ちた子がいたり、

「僕は高所恐怖症なのでやめておきます」と、潔く諦めている子がいたり、

飛びたいけど飛べないと涙を流して悔しがっている子がいたり、

みんなが飛んでいる姿を見つめている子がいたり、

高いところは５m近くあり、まさに度胸試しみたいな飛び込みポイントなのですが、

そこでの子ども同士の関わり合い、自分との葛藤に苦しんでいたり、

打ち勝って、新たな自分に出会っていたり、

子どもそれぞれが、今ここの氣持ちに向き合って、

行動を選択している様子がめちゃくちゃ素敵でした。

（決して「飛び込めた方がいい。飛び込めない方がよくない。」
という話ではないと考えます。）

他にも、ある子が大事にしているものをなくして、
それをみんなで協力して10分ぐらい探して見つけ出せたり、

火をどうやってつけたらいいかを教え合っていたり、

残ったフライドポテトをどうやって分けるのか、話し合って決めていたり、

海水浴や川遊びなど、

夏を満喫できる遊びができたことはもちろん、めちゃくちゃ良かったけど、

何より、上記の様な人間模様を感じられ、

また、そこから成長していく子どもたちの様子を感じられて、良き３日間でした。

誰かの成長する瞬間に立ち会えるのは、やっぱり嬉しいですね。