こんなに大きいカニがおる!

「けんちゃん、こっち来て〜!こんなに大きいカニがおる!」

と言って、海で泳ぎながら肩幅ぐらいに手を広げる子ども。


「え〜!まさか〜!それは大きすぎやろ!?」

と言いながらも、

彼のもとへ行ってみると、

肩幅まではいかないけど、本当に大きいカニがいたんです!


そこでそんな大きなカニを見たことがなかったので、

おいらもびっくりしました。


でも、なんだかんだしている内にそのカニを逃してしまったんです。。。

子どもらと15分ぐらい探したのですが、

結局見つからず、ちょっとガッカリしながらも別の遊びをしてました。


そして、そんなことも忘れていた頃に、

また、さっきの子がさっきの場所から言ってきたんです。

「けんちゃん〜!またカニがおる氣がするー!来て〜!」

と。


すぐにとんでいくと、本当にいました。

そして、今度こそはと、なんとか取ることが出来ました。


取ってみてびっくり。

水中では、30cmぐらいはある様に見えたカニでしたが、

水からあげてみると、その半分ぐらいでした。


子どもが肩幅ぐらいに手を広げた意味がわかりました(笑)


取る前も大騒ぎだったけど、取ったら取ったでまた大騒ぎ。

「俺、これ食べたい!」

「俺が料理する!」

「ね〜、どうやって料理したら良いの?」

と。


海からかえるのがっこうへ戻るなり、

着替えもそこそこに

「早く料理したい。ねー、早くしよ」

と何回言われたか分かりません。


その都度、

「準備ができたらね。1時間後ぐらいかな?」

と答えていたのですが、

たぶん、1分おきぐらいに
30回ぐらいは言われた氣がします(笑)

それだけ、いますぐやりたかったんでしょうね。


で、夜、実際、そのカニを

塩茹でして、頂いたのですが、

子どもらが大喜びで、

特に自分で取った子は、

「俺が見つけた。めっちゃうまい!」

と、これも何度も言ってました(笑)


ちょっと誇らし氣にそう言いながら食べている姿がめちゃくちゃかわいかったです。


もう少しこの話をすると、

この子は前回までシュノーケルを使えなかったのですが、

海で使いたかった様で、

お家の人に買ってもらい、毎日お風呂で練習していたそうなのです。

その練習の成果のおかげで、海で大人を頼ることなく、自分でシュノーケルを難なく使っていましたし、

そして、その結果、大きなカニを発見し、晩ご飯の一品になったのです。

(後ほど調べて分かりましたが、ガザミというカニでした)


彼の成長っぷりに、ただただ感動しました。



これは、かえるクラブCコース海水浴&ファイヤーキャンプの一コマ。

他にも、子どもらと木をくべて、

キャンプファイヤーをして、初めて見る大きな火に感動したり。

山から竹を切ってくるところから、子どもらと一緒に流しそうめん台作りをしたけど、

雨が降ってきて、流しそうめんではなく、流さないそうめんになったけど、それも美味しく食べたり。

2日目の朝に、残った火種から協力して火をつけて、またたき火をしたり。

急にマラソンが始まり、かえるのがっこうを何周も走って競走し始めたり、

ニワトリが産んだ卵をかえそうと、自分のお腹で抱えて温めている子がいたり、

今回もたくさんのドラマが巻き起こっていました。


朝晩はそれほど暑くもなく、夏の終わりも感じてました。

これにて、夏休みのかえるのがっこうキャンプはおしまい。


この夏も子どもらと楽しく過ごすことが出来ました。

2日目の朝、みんなで協力して、前日の晩の火種からたき火を起こすことが出来ました。



次回は、9月にシーカヤックキャンプ

10月に海つり&たき火キャンプがあります。


まだ少し空きがありますので、

ご興味ある方はお申し込みくださいね。

たくましくなった子どもに会いにいきませんか?

きっとたくましくなって帰ってきますよ。


流しそうめんで使う竹を協力して縦に割って作っているところ。
今回はこの夏一番と言うぐらい波がなく、たくさんの水中の生き物と出会えました
塩茹でしたガザミに群がる子どもたち。本当においしかったですし、取って調理して食べるを体験できたことが大きかった様です。
話し合い中。かえるのがっこうでは、話し合いを大事にしているため、随時話し合いの時間があります。






けん



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