「なんか大きい魚がいっぱいいる」
子どもに声かけられました。
その声の感じから15〜20cmぐらいのメジナの群れかなと思ったので、
取り立てて、びっくりすることもなく「そうなんだぁ」ぐらいに思っていました。
でも、その後、呼ばれた方に向かって行ってみるとびっくり。
20cmなんてどころではなく、
60〜70cm近くあるボラが
水面で口をぱくぱくさせながら、100匹ぐらいの大群で泳いでいたのです。
それはもう圧巻で、
おいらも初めてみる光景にびっくりしました。
(上の写真は、そのボラの大群を目の前に釣りをしている子どもたちです。今回、ボラの写真は撮り忘れましたが、↓こんな魚です。)

しかも、自分たち(ボラ)のショータイムを見せるかのように
何度も何度もおいらたちの目の前を右に左に通り過ぎ、
少し沖の方へ行ったとしてもすぐに戻ってきたりしていたのです。
なので、たぶん20分以上、ショータイムを見せていただきました。
ある男の子は、その様子を見て、すぐさま竿をそちらに向けてました。
何度かトライするうちに、釣り針にかかり、水面より上に大きな体が持ち上がり、釣れたかと思いましたが、それも束の間で、すぐに外れてしまいました。
釣れた!?となった瞬間、その子もとても嬉しそうでした。
その後、外れて悔しがっていましたが。
この日は、他の魚もほぼ釣れていなかったので、
おいら自身も、このボラが釣れたら、みんなでボラ三昧パーティーができるぞと静かに鼻息荒くなっていたのですが、それは見事に叶いませんでした(笑)
これは、かえるクラブCコース、11/1(土)〜2(日)の海つり&たき火キャンプ#2の1コマ。
残念ながら2日間とも大して釣れませんでした。
おいらもやっぱり釣りたくて、
「釣りに来たら釣りたいよね」なんてスタッフとも話していましたが、
魚を釣り上げるだけが釣りではないということにも氣がつきました。
例えば、このボラのショータイムを今回見ることができたのは本当にプライスレス(ここで10年近く釣りをしていますが、初めて見ませした)ですし、釣れたカサゴをさばいてどこが内臓か確認している子がいたり、釣った魚をバケツの中で泳がしてさながら手で触れて魚と戯れている子がいたり、近くで大物を釣り上げた方の魚を見せてもらって喜んでいる子がいたり、急激な水温の変化で水面に浮かんでいる魚(ネンブツダイ)を掬い上げて喜んでいる子がいたりと、失敗して悔しがっている子がいたり、釣りあげる以外にも色々な経験ができていることに氣がつきました。
実際、「釣るよりさばく方が楽しい」と言って、ずっとさばいていた子もいて、釣りあげるだけが全てではないとそこからも感じました。
ま、とは言え、釣りたいですけどね(笑)
釣りたかったですけどね(笑)
これから釣れるように改めて学んで、子どもらに還元していこうと思いました。
釣り以外にも、色々なドラマが巻き起こっていました。
大量発生していたウマオイ(バッタみたいなの)の産卵場面に遭遇して、目を輝かせている子がいたり、
初めての投げ竿に何度も挑戦するもなかなかうまくいかず苦戦している子がいたり、
揚げたての手作りポテチに感動して、何枚もつまみ食いしている子がいたり、
念願のたき火でマシュマロを焼いて食べれて喜んでいる子がいたり、
今回もスタッフの知っているところ、知らないところで色々なドラマが巻き起こっていたことと思います。


次回の宿泊キャンプは、12/20(土)〜21(日)のクリスマスキャンプ。
本番のクリスマスを前に先取りクリスマスです。
クリスマスケーキを作っちゃいますよ!
たき火でマシュマロ食べちゃいますよ!
裏山に登ってひみつ基地作っちゃいますよ!
サンタさんも現れるかも・・・!?
良かったら、お子さんにプレゼントしてみませんか?
詳しくはこちらより。
Cコースのみんなは次回のクリスマスキャンプが最終回です。
4月から始まって9回目。
最後のキャンプもみんなで大家族みたく過ごせること楽しみにしています。





けん







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