かえるえんでの一コマ。
お昼ご飯にピーマンとかぼちゃの炒め物が出された。
それを見て、子どもらはしたり顔。
なんとなく、どういうことか察していたが、思った通り、「ピーマン、にがっ」が始まった。(詳しくはこちらをどうぞ。)
色々と思うところはあったが、静観していたところ、隣に座っていたおばあちゃん(たまに遊びに来てくれる近所のおばあちゃん)が一言。
「かぼちゃと食べてみーね。美味しいよ。」
子どもらは数秒考えて、そのうちの一人の子が「食べてみる!」と言って、食べた。
数回噛んでから、笑顔で「うま〜い!」。
それを見ていた隣の子も、恐る恐る「じゃ、僕も」と、さっきまで端によけていたピーマンとかぼちゃを一緒に箸でつかまえて口へ運んだ。
そしたら、静かに「美味しい。」と言った。
さらに隣に座っていた子も「私も〜!」と言い、食べて「美味しい〜!」と言い、残していたピーマンをペロリと食べた。
結局、みんな残さずピーマンかぼちゃ炒めを食べたどころか、何人かはお代わりまでしており、結局、ピーマンかぼちゃ炒めは売り切れとなった。
その一部始終を見ていて、きっと、今目の前で起こった全てのことが良い感じに噛み合ってこうなったのだろうなと感じた。
みんなが一目置いているおばあちゃんが言ったと言うこと。
特にしつこく言うでもなく、数回言っただけで、子どもらにわかりやすく聞きやすかったのだろうということ。
そして、たぶん、子どもらは本当はピーマンを特別苦いと思っている訳ではないけど、友達同士で『「ピーマン、にがっ」とやると楽しいよね』的な雰囲気になっていただけであること。
などなど。
子どもも考えているし、感じているってことが分かって、興味深い一時でした。
今週末は、かえるえんの来年度入園説明会です。
ご興味ある方は、気軽にお越しください。
コメントを残す