ニワトリ小屋を作るべく、
1人で穴を掘っていました。
穴の中に瓦を入れて、
テンやイタチがニワトリ小屋の下から
入ってくることを防ぐためです。
小雨がぱらついていたり、
強い風が吹いていたり、
全然良い状況ではなかったのですが、
ひとしきり遊んだのか、
子どもが1人、また1人と
「おれもやる〜」
と、手伝いにやってきました。
氣がついたら、その時いた子どもらみんな
来てくれ、穴を掘っていました。
最初こそ、
「あー、疲れた。休憩ー」
とか言って、
5分おきぐらいに休憩していた子どもらも
次第に、楽しくなった様で
「楽しいかも!」
「瓦割るのストレス発散やー!」
(瓦を割る作業もあった)
と、
休憩どころか、
休憩もせずに、どんどんとのめり込み始めました。
穴を掘って、ミミズを見つけると
みんなで歓喜して、ニワトリにあげに行って、
食べる様子に喜んだり、
「瓦、こっちにパスしてくれー」と、
自然に作業分担して、やり始めたり、
おやつの差し入れに
「糖分チャージ!」
とか言いながら、食べて
またすぐに作業に戻ったり、
また、
「じゃ、僕歌います!」
と宣言して、
応援する最近の曲を熱唱したり、
なぜか
「そうよ、私は さそり座の女〜♪」
と、
美川憲一の曲を大熱唱し始める子も
おり、
(最高に笑って脱力して、おかげさまで
良い作業ができました)
それぞれがめちゃくちゃ楽しく
この場にこの空間に居て、
とっても良い時間でした。
特に、多感な時期の中学生3人が、
それにハマっている様子が、
嬉しかったです。
途中、雨脚はもっと強くなっていたにも
関わらず、誰もやめずに、やり続け、
3時間ぐらい過ぎたら、
思わぬところまで進んでおり、
瓦を埋める作業の半分近くが終わっていました。
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1人でやっていれば、3日ぐらいかかったであろう
作業が、こんなところまで進んでびっくりでした。
アフリカのことわざで
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早く行きたければ1人で行け
遠くへ行きたければみんなで行け
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という言葉があるけど、
まさにそれを体感した数時間でした。
世界のベストセラーの「7つの習慣」に
「シナジーを作り出す」という習慣があるけど、
まさにそれをできていたんだなと感じたし、
それを為すためには、それぞれが自由である
(自らに由る)ことが大事なんだと体感しました。
このことを通じて、自由の意味がまた1つ
深くなりました。
これは、今、やっている島暮らし体験の一コマ。
(島暮らしとは、油谷島での暮らしを通じて、生きる喜びを分かち合うものです)
この作業に関わらず、子どもらと自由に在りながら、
日常的に関わり続けられるこの日々がとても心地良いです。
今回、来てくれた子どもらに本当に感謝。
お子さんを送り出してくださった親御さんにも本当に感謝。
携わってくださっている地域の方にも本当に感謝。
ありがとうございます。
おかげさまで子どもらと最高に人間的な日常を楽しく送っています。
今日はオープンデイでもちつき。
これまた、楽しみです。
皆さんも、良き1日をお送りください。
島暮らし自体は、1人から受け付けているため、
こちらの都合と合いましたら、いつでもお受け付けいたしますが、
ご参加していただきやすいかと思い、期間を設定している時もあります。
次回の日程は、GW(4/28〜5/6)です。
宜しければ、お越しください。
楽しみにお待ちしてます。
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