醤油差し

(写真は、豆腐作りの様子　おからと豆乳を分けているところ)

今日のかえるえんでの給食の時のこと。

みんなで作った豆腐を食べる際に、醤油差しを使いたがる子どもたち。

醤油をかけすぎたら困るからと、止めたい氣持ちも出たけど、やらせてあげてみたい氣持ちの方が強く出てきて、使い方を教えた上で醤油差しを渡してみたところ

３歳の子も５歳の子も、うまく使えました。

うまく使えたのも成功体験を積むということで、子どもらとして良かっただろうけど、それだけでなく、

結果はともかく、使わせてあげられて良かったと思った。

もっと詳しくいうと

醤油差しを使いたいという（挑戦したい）氣持ちを尊重して、そのタイミングで挑戦させてあげられて良かった。

たかが醤油差し
されど醤油差し
←ﾅﾆｶｺﾄﾊﾞﾉﾂｶｲｶﾀｶﾞﾁｶﾞｳｷｶﾞｽﾙｹﾄﾞｿｺﾊｺﾞｱｲｷｮｳﾃﾞ（笑）

やりたいことがやりたいタイミングでできることほど大きな喜びはないですものね。

これから、かえるえん（自然幼稚園）はもちろん、４月からはかえるのがっこう（フリースクール）（平日小学部）も開校するけど、可能な限り「やりたいことをさせてあげられる」環境づくりをしていこうと改めて思いました。

ちなみに、今日の豆腐作りの企画は、ある親御さんの提案で決まったこと。

子どもらは、関わりたいだけ関わり、あとは、親御さんやスタッフが中心となって大豆からの豆腐作り。

途中で豆乳ができたり、おからができたり、そして、もちろん豆腐もできて、

おぼろ豆腐だったり、ゆし豆腐だったり、今日１日でめちゃ豆腐に詳しくなった氣分（笑）

少し話がそれましたが

ここで伝えたかったのは、親御さんもかえるえんで楽しんで過ごしているということ。

一保護者としてというより、一人の参加者として。

今日は豆腐作りしたけど、何もしない日でも園児のご家族は自由にいつでも来てもらって良いとしています。

それは、一緒にその子の育ちを見守っていきたいから。

もはや幼稚園の枠すら超えて、ゆるやかなコミュニティを作っていきたいから。

これからもますます親御さんとも一緒にゆるく楽しい場所作りしていきます。

なので、子どもはもちろん、親御さんも一緒にこういう場所作りをしていきたい方はぜひ一緒にやっていきましょう。