このみんなとまた遊びたい

穴掘りたい人〜？

その声と共に集まってきた３人で、

スコップで穴を掘っていたところ、

最初は、全然掘れてませんでした。

そこで、足を使って、掘るんだよ。

ジャンプするともっと良いよ。

と伝えたところ、少しづつ使える

様になり、それが楽しくなってきた様で、

ただ穴を掘っているだけなのに、

３人ともめちゃくちゃ楽しんでいて

その様子がめちゃ素敵でした。

穴に魚の内臓入れて、埋め終わった

時も、足で踏み固めるんだよと

伝えたところ、

「内臓が飛び出てきたら嫌だな」

と言いながらも、

ニヤニヤして楽しみながら、

踏み固めている感じがこれまた

めちゃいい感じでした。

前回のキャンプでも穴掘りを機に

子どもらが仲良くなったということが

あったのですが、今回のキャンプでも

同じ様なことが起き、穴掘りって

子どもらにとって楽しい遊びなのかなと

今、思い始めているところです。

そんな楽し氣な雰囲氣の時に、誰かが

木の上になる、オレンジ色の実に

氣がつきました。

「あれ、何〜？」

「取りたい〜！」

から始まり、絶妙に届きそうで届かない

ところにある、謎の木の実にジャンプ

してみたり、木の棒を持ってきたり。

でも、なかなか取れなくて、

ただ、それをしているだけなのに、

みんなめちゃ笑っており、これまた

最高に良い時間でした。

明らかに違うのに、

「トマト？」「イチゴ？」

と言ってみたり。

木の実の正体はカラスウリだった

のですが、それを何とかゲット

した後も、

「なんかプニプニする〜」

「中、開けてみようよ」

「でも、虫とか出てきたら嫌だなぁ」

と言いながら、スコップで

真っ二つに割り、出てきた中身に

一言

「うえ〜、氣持ちわるっ。」

そして、そう言いながらも怖いもの

見たさに、よく観察している姿も

最高でした。

うまく伝えられたか分かりませんが、

スポーツで言う、ゾーンに入る様な

感覚です。子どもら一人一人が

関わりたい形で夢中に関わっていて、

そうだからか、一人一人が心から

楽しんでやっている様子を近くで

見ていて、本当に心地良かったです。

そこにいたメンバーはそれを機に

明らかに仲良くなっており、それも

微笑ましかったですし、そのうちの

何人かは翌日も穴掘りして遊んで

いました。