私は22歳のときに死にかけました。
めちゃくちゃ軽く言ってるけど
割とガチな話で、
“左頸部膿瘍”という病気(扁桃炎が悪化して膿が頸椎まで溜まってしまった状態)になってしまい
およそ4ヶ月程、入院生活をしていました。
そして入院して数日たったある日、症状が急激に悪化してしまい緊急手術となりました。
当時、千葉県の端っこの方に住んでいたのですが、日曜日にもかかわらず
東京から先生が吹っ飛んで来てくれたため、なんとか一命を取り留めました。
もし手術がもっと遅かったら膿が心臓までいって心肺停止になるところだったみたいです。
こわいですね。。笑
全身麻酔だったため、麻酔が切れるまで時間が少しかかりましたが
朦朧としながら目を覚ますと。。
お母さんから泣きながら
「本当に葬式を考えたんだから…」
「なんで自分より先に娘の葬式を考えなきゃいけないんだよ…!」
と怒りと悲しみの感情と共に言われたのを覚えています。
22歳の私は結構チャランポランで、そんな言葉すらピンときていなくて
「うん。。」
と答えるのが精一杯でした。
そして手術の傷跡は今でも消えずに残っています。
左の首の部分を切って20針縫ったのと
痰を除去しなければいけなかったので、声帯らへんも管を通すのに
穴を開けるために2、3センチ切っていて
3日間声が出せないという状態でした。
手術後の傷の部分とその周りは今でも麻痺しています。
私はこの入院生活や病気の事をすごく否定的に捉えていて、すぐにでも消したい過去みたいな感じでした。
かえるえんのある子に、
「のんちゃんその傷、気持ち悪いー😩」
「どうしたの?」
とよく聞かれていて、最初はあまり話したくないな〜。。
とマイナスに捉えていたんですが、
先日ちゃんと説明するタイミングがきたので
今なら話してもいいかもしれないと思い
その場にいた4人の前で上記の病気と手術のことを真剣に話しました。
そこにいた4人は、
私のことをバカにすることなく、むしろ興味深いといった
眼差しで真剣に聞いてくれました。
私はこの時、自分で子供らに話しながらこう思っていました。
今まで自分的にはこの手術と入院の話は、ものすごい負債と捉えていて
あまり人には言いたくないな
と思っていたのが子供らが真剣に “命” の話を聞いてくれて、
それがすごく嬉しかったし、大事ななにかを伝えられてる気がする。。
あれ?
いや、なんか言葉では返ってこないけど
私のいろんな思いがすごい伝わってる気がする!😭
それと同時に、私の中にあった心の傷みたいなものも
子供らが聞いてくれたおかげでなんかすごくすごく癒されたし、むしろプラスになってる…!
とめちゃくちゃ大事な事に気付かされました。
全然負債なんかじゃないじゃん!!
むしろ、『私の体よ、今まで責め続けてごめんね。。』
という気持ちが出てきて
子供らの優しい眼差しと、目には見えない
けど温かくてやわらかいものをすごく感じていて…
子供のエネルギーって本当すごいなぁ。。と
これを書いてる最中思い出して泣きそうになりました💦
子供らのおかげでマイナスがプラスになりました。
よく点と点が線になるって話を聞きますが、
子供らのおかげで、私の点と点も繋がった瞬間でした。
本当にみんな大好きだよ〜‼︎😭✨
ありがとう。
お母さん、お父さん、お兄ちゃん、お爺ちゃん、お婆ちゃん、犬、猫、鳥、
植物、、、地球
本当にありがとう。
そしてこの日は、テレビ変身ごっこが行われていました〜☺️🎶
スタッフ のんちゃん
コメントを残す