「恥ずい」
と言った、Aちゃん。
そして、その周りで同じ様に思っている感じでいるBくん、Cちゃん。
この3人が、他の子らに優しく釣りを教えてあげたり、ライフジャケットを着るのをサポートしてあげたりしている感じがめちゃくちゃ素敵で、その姿を見て嬉しかったので、そのことを帰りの会でみんなの前で伝えたところ、照れている感じでそういう風に返ってきたのです。
その様子を見て、その素直な感じがまためちゃくちゃ素敵だなと感じました。
今日は、かえるクラブBコースで1日遊んでいたのですが、
この3人はBコースの中でも何年も通ってくれていて、多分、どの子も幼稚園生からぐらいで、4年以上、長い子は6年以上通ってくれています。いろいろなその子どもの様子を見てきました。
それこそ本人たちに言ったら「恥ずい」と言われそうですが(笑)
親御さんが一緒でないと参加できなかった頃もあったし、
何もかもを斜に構えてふてくされていた頃もあったし、
誰かにイジワルしていて、叱ったこともありました。
色々ありました。
そして、色々あって普通だなとも思います。
(何を隠そう、おいらこそ色々やってきたし、色々ありましたからね(笑)
でも、誰だってそうだと思います)
この3人に限らず、今までかえる村を10年やってきて、
本当にいろいろな子どもと接してきました。
最初は悪ぶっていた子がめちゃくちゃ家庭的で料理好きな子になって、家族分の食事も作るようになったり、
中指たてていた子が穏やかになって、みんなから愛されキャラになったり、
引っ込み思案だった子が、みんなを笑わせるリーダーキャラになったり、
本当に数々の子が成長して旅立って行っています。
そのことがなんだか嬉しいなと改めて思いました。
おいらは、今日42歳の誕生日ですが、
何よりのプレゼントを頂いているんだなと
今これを書きながら思いました。
プレゼントとは英語で、
日本語訳すると、
贈り物って意味もありますが、
「現在」って意味もあります。
つまり、
今、この目の前にある現在が
自分へのプレゼントなんだと氣がつきました。
それもこれも、子どもらが親御さんらがここに来てくださるからです。
本当にいつもありがとうございます。
今日は他にも、
魚を食べてみたい!ということで、
一緒に魚を捌いて、内臓を見て「氣持ちわるー!」とか言いながらも、横目でずっと見ている子がいたり、
朝から「チョウチョを獲りたい!」と何度も言っていた子が、初めて、自分でモンシロチョウを捕まえられて、ガッツポーズしていたり、それを親御さんに見せたかったけど、チョウチョの弱り具合を見て、自分から親御さんに見せる前に逃してあげたり、
本当は釣りたい場所があるけど、別の子がやりたがったから、心からその氣持ちをリスペクトして、その場を引いて譲ってあげていたり、
岩場でツルツル滑って靴やズボンがびしょ濡れになって「最悪!」と言いながらも、すぐに氣を取り直して、魚を釣りたい氣持ちにしたがって、健氣に釣りをし続けたり、
普段は、他の子がいないとやらない様な子が、自ら率先して「魚のフライやってみたい」と言ってきて、実際にそれをやり切っている子がいたり、
帰りの会で、ある子どもが他の子どものいいところを褒めあっていたり、
初めて食べるびわや野イチゴに、最初は食わず嫌いで食べていなかったけど、1個食べると美味しくてバクバク何個も食べている子がいたり、1、2個食べると満足して、あとは採っても他の子にあげている子がいたり、
海で全身びしょ濡れになって、大はしゃぎしていたり、海につかりすぎて寒くなっている子がいたり、
初めて食べる骨が入った魚のフライを慎重に1ミリずつ食べて、骨の一つ一つを舌と指を使って出しながら食べて美味しいと言っている子がいたり、
本当に今日も最高な1日でした。
今日もお父さんお母さんお疲れ様です。
また、来月お待ちしております。
かえるクラブAコースの方は単発参加も受け付けております。
氣になる方は1度ご参加ください。
けん
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