虫取りキャンプ

昨日まで、1泊2日の海つりキャンプでした。

日中は夏の終わりとは思えないぐらい、とっても暑くてとろけそうだったため、1日目に水鉄砲をしました。

そしたら、子どもらのはしゃぎようったらすごくて、初対面もそうじゃない子も水鉄砲の撃ち合いを通して、どんどんと弾けていき、そのうち、水鉄砲に水を補充する様のバケツの中にお風呂の様に入ったり、ホースのシャワーで頭からびしょ濡れになるまでかかったりと、とってもいい時間でした。

水遊びってのは、本当に子どもらにとって「とても楽しいもの」と言うのがあるみたいで、今回もこのおかげで、子どもらはめちゃくちゃ楽しんでいたし、子どもら同士もこれで仲良くなった感じがしました。


今回のキャンプで印象的だったのは、子どもらの虫取り好き具合です。
空き時間があれば、虫網を持って、野山を駆け回っておりました。

キャンプには、虫取り網を持って来ても良いのですが、男子の持参率は驚きの7割以上です。今までで一番持参率が高くても2割ぐらいだったので、本当にびっくりしました(持って来なければいけない物として、持ち物に記載しちゃってたかなと思ったぐらい笑)。

今回は海つりキャンプですので、海つり好きが集まって来たのですが、その海つりの時にも虫のエピソードがありました。

ある子どもが、防波堤から海を覗き込んで、何やら言っています。

「クワガタがいる〜!」

「クワガタ?」笑

ここ、海やで。クワガタ?どう言うこと?

と思いましたが、別のスタッフが見たところ、海の上にあるロープのところに、本当にクワガタがとまっていたらしく、その子はそれを手に取り、釣りはそっちのけで、服にくっつけたり、手にのっけたりして可愛がっていました。

1日目の夜にクワガタ探しに行った時はいなかったのに、まさか海つりに出かけてクワガタが見つかるとは。。笑

自然というのは何が起こるかわからないから面白いなと思います。
ひいては、人生というのは何が起こるかわからないから面白いもんだなと思います。

少し話が逸れました。

この続きがありまして、その子がかえる村の広場の一画に何かを埋めていたので、何をしているか聞いてみると、さっきのクワガタが死んじゃったらしく、そのお墓を作っているのだとこと。暫くして、その子が独り言の様にぼそっと言ってました。

「クワガタが死んだのが一番ショックだわ」

(今回、海つりでは残念ながら5匹しか釣れず、子どもらは海つりをそれほど楽しめなかったというのもあるとは思いますが)
たぶん、この子にとっては、虫取り>海つり、クワガタ>魚 なんだろうなと思いました。

クワガタが死んでしまったことは残念ですが、
(虫取りにしても魚釣りにしてもそうですが、)小さい頃から生き物の生死に触れる(命あるものはいずれ死ぬということを知っておくこと)というのは、大事なことだなと思います。

また、釣った魚をフライにしていただいたのですが、自分たち人間が生きていくためには、魚や他の生き物の命をいただく必要があるということ、そうしないと、生きていけないということも大事なことだと考えています。

何はともあれ、今回も子どもらの笑い声が響き渡るキャンプとなって良かったです。

今回のキャンプで夏休みのキャンプはおしまいとなります。

次回は、9/26(土)〜9/27(日)海つりキャンプがあります。
秋はつりのベストシーズンですので、めちゃくちゃ釣れることが多いです。
ピンと来た方はどご応募くださいね。

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