どうする？

今日の出来事です。

もうすぐおやつを食べて、絵本を聞いて、帰ろう〜！！＾＾

の前に問題は起きました。

ある子(Aちゃん)がみんなにお手紙書いたよ

と言ってくばりはじめました。

AちゃんがBくんに、「はい、これはBくんに！」

と手紙を渡し

Bくんが「ありがとう！」と手紙を受け取ると

Cくんが「これは僕がほしい、僕にちょうだい！」と

Bくんが持っている手紙に手を伸ばし、取り合いになってしまいました。

2人ともほしいと言っている状況です、、

Bくんは、もらった手紙だし自分のものにしたい。

Cくんも、もうほしいとなったらそれがほしい。

どちらの気持ちも自分がその立場だったらと思うと、物凄くよくわかります。

さて、この状況どうしようか…？

Aちゃんも含めて3人で話し合いがはじまりました。

Aちゃんは、もう一度Bくんに聞きました。

「Cくんにあげてもいい？」

Bくん、「僕がもらったやつだしやだよ」

そりゃそうだよね、、

そしてCくんにも聞きました

「今日はもう書く時間がないから明日書いてくるから明日でいい？」

Cくんは、「明日じゃやだよ」

明日じゃなくて今、ほしいんだよね、、

Aちゃんはいろいろ考えた末に、ある提案を思いつきました。

「じゃあ、この前みたいに半分に切るのはどう？」

この発想には私も驚かされたのですが、

以前にもある子とある子が1枚のお絵かきの絵を欲しいと言って取り合いになった事があって、その時の解決方法がその絵を縦半分に切って、2人で分けるという方法でした。

きっと大人からすると、いや私からすると

1枚の絵を半分に切っちゃうの？😱

え、それでいいの？😱💦

えーーーー！！

という気持ちでしたが、その子ら2人は

それで仲良く2人とも笑顔になり、解決できました。

子供らの話し合いでは、こんな想像もつかない

お互いハッピーな解決方法が見つかったりします。

その事をAちゃんはちゃんと覚えていて、それをCくんに提案しました。

しかしCくんは、「今回は半分はいやだよ」

と意思表明しました。

そしてBくんも、「僕も半分はいやだ！」

と中々解決の道がひらけなかったのですが…

AちゃんがCくんに

「ねぇ、Cくん。明日絶対書いてくるから、だめ？

今日めっっっっちゃ気合い入れて書いてくるからさぁー！！　お願い！」

と

Cくんに物凄い熱をこめてお願いしています。

するとAちゃんの熱が伝わったのか、

ついにCくんが「えー、じゃあちゃんと覚えといてよねー？」

とだんだんAちゃんが覚えてくれてるならいいかという気持ちになってくれたようで

Aちゃんが「うん！やくそく！ゆびきりげんまーん…」

と最後は2人でやくそくをして、無事に解決できました。

私は子供らのこういった場面に、毎度いろんな

学びや気づきがたくさんあります。

子供らは１つ１つの出来事ややりとり、その時に感じた気持ちなどをすごくちゃんと覚えているんだなという事がわかったり、、

だから適当とかまやかしは通用しないんだなと。

そして素直な正直な気持ちはちゃんと伝わるんだなと。

もしその時、自分の意見を通したくて

喧嘩したとしても、お互いがちゃんと話し合って解決できるということ。

そして決めつけては面白くないという事。

自分を大事にする事。

明日からまた更に自分の嬉しい気持ちや悲しい気持ち、ありがとうの気持ちを

子供らに熱をこめて伝えて話し合って、

一緒にいっぱい騒いで、いっぱい走りまわって、いっぱいどろんこになりたい、、

と改めて思いました。

スタッフ　のんちゃん