弓矢作り (11th.かえるクラブB)

「ねー、けんちゃん、ひもちょうだいー!」

「ごめん、ちょっと今これやってるから、待っといてー!」

その10分後ぐらいに

彼を探して、「どんな紐が欲しいの?」

と言おうと思ったところ、

「見てー!これできた!」

とその辺にあった、竹とつるだけで、ナイスに弓矢を作っており、

「ほら!」

とナイスに弓矢を飛ばすのも見せてくれました。


すごい。

彼は何年もここに来てくれている子ではあるんだけど、

竹の申し子かなと思うぐらい、竹が好きで

竹で工作するのが好きで、来る度に

その辺にあるもので、何かをいつの間にか作って

おいらに見せに来る。

今回もさすがだなと思わされました。


親御さんの話だと、彼の宝物ボックスには、

竹がたくさんあるのだとか(笑)


実は、ここだけの話ですが、竹での弓矢作り、

たぶん、おいらより彼の方が上手ですし、

元々、釣り糸などを使って、弓矢を作っていたのですが、

彼が竹とツルだけで作っているのをみて、

こちらの方が自然だし、丈夫だし、簡単だし、と言うことで

こちらへ切り替えた次第です。


他にも、

6歳の女の子が上手に竹を切って剣を作ったり、

3歳と4歳の子が上手に竹の滑り台をすべっていたり、

元々山で走り回るなんて全くできなかった子どもらが山の中で鬼ごっこをしていたり、

マッチの火を初めてつけて、かまどでご飯を炊けたり、

元々いじわるだった子が他の子らにオープンマインドで優しく接していたり、

小6の子が必死に弓矢作りのつるを探して何度もトライしていたり、

ここには書き切れないぐらいの数々のドラマが1日の中であり、

それぞれの子どもが自分のできなかったを超えて(本人も氣づかない範囲で)できる様になったり、

成長をしていたり、その1つ1つが愛しいし、素晴らしなと思いました。


彼らと1日過ごしたことを振り返って、声を大にして言いたいのが、

なんだってできるってこと。可能性は無限大だってこと。

できないと思い込んでいるとしたら、それはたまたま何かによって、

そう思い込まされているだけで、絶対にできる。

君ならできるってこと。

この世界に生まれてきたのは、誰しも、やりたいことをやるためだと思います。

自分の作りたい世界を作るため、見たい世界を見るためだと思います。

子どもらのために、これからもそんな世界作りをやっていくぞと思いました。

さぁ、自分の可能性を広げたい子、可能性を発揮したい子、集まれー!



なんだか、大きな話になってしまった感もありますが、

本当に思っていることですし、大事なことですので、お伝えさせて頂きました。


熱苦しくてすみません(笑)

おいら、そういう傾向がたまにあります(笑)


今日はかえるクラブの1コマからの熱苦しい話でした(笑)

来月もありますし、

来年度の募集も始めました。

(一般の方は、2/19から応募可能です。)


宜しければ、

1年後、さらにたくましく可愛くなる子どもらを一緒に会いにいきましょう。



おやつにマシュマロを焼いて食べました

 

お昼ご飯はみんなで食材持ち寄ってご飯。今日はポテチが大人氣ですぐになくなりました。

 

裏山に登るときの様子

 

何人かで協力してひみつ基地作り

 

木登りもできたよー

 

急な斜面を登った先のひみつ基地へ向けてレッツゴー

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